Q.241ヒューマンエラー・社内からの不正アクセス

社員や元社員による不正アクセスとは、どんなものですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

社員・元社員による不正アクセスとは、他人のID・パスワードを使って権限のないシステムに入る、退職後に残っていたアカウントで元の会社のシステムにログインするといった行為です。内部の人はシステムの構成やパスワードの運用を知っているため、外部からの攻撃より発見が遅れやすい特徴があります。

内部からの不正アクセスの典型パターン内部からの不正アクセス退職後のログイン削除漏れ他人のIDでPWの共有権限を超えた閲覧権限の与えすぎ管理者権限の悪用記録がない外部への協力認証情報の提供
内部からの不正アクセスの典型パターン

典型的なパターン

パターンきっかけになる管理の甘さ
退職後のログイン退職者のアカウント・VPN・クラウドの削除漏れ(解説)
他人のIDでのアクセスパスワードの共有、付箋に書いたパスワード
権限を超えた閲覧全員が全データを見られる権限設計(権限管理)
管理者権限の悪用管理者が少数に限られず、操作の記録もない(管理者権限)
外部の攻撃者への協力認証情報の売買・提供の勧誘

不正アクセスは犯罪:社員・元社員でも、権限のないシステムに他人のIDや残っていたアカウントでログインすれば、不正アクセス禁止法違反になりえます(社員の不正アクセスの責任)。

出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」、e-Gov法令検索「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」

↑