Q.070情報漏洩のしくみ

「漏洩のおそれ」とは、漏れたのか漏れていないのか、どちらですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

「漏洩のおそれ」は、漏れたと確定してはいないものの、漏れた可能性を否定できない状態です。たとえば、サーバーに不正アクセスされたが、どのデータが持ち出されたか記録から特定できない場合などです。個人情報保護法では、「おそれ」の段階でも報告と本人への通知の対象になるため、確定前に通知が届きます。

「漏洩」と「漏洩のおそれ」漏洩漏れたことが確定している漏洩のおそれ漏れた可能性を否定できない→同じく報告・通知の対象
「漏洩」と「漏洩のおそれ」

なぜ確定できないのか

  • 攻撃者が記録(ログ)を消していた
  • そもそも、外部への持ち出しを追えるだけの記録を残していなかった
  • 暗号化されて読めなくなり、調査が続いている

個人はどう受け止めるか

「漏れた」と同じつもりで備える:確定を待つ間にも情報は悪用されうるため、通知に書かれた項目について、パスワードの変更、カードの確認、詐欺への警戒を始めてください(通知が届いたら最初にやること)。結果的に漏れていなかったとしても、損はありません。

報道での表現:「最大〇万件が漏洩した可能性」と書かれる場合、対象になりうる最大の件数を示していることが多く、実際に悪用された件数ではありません(ニュースの読み方)。

出典:個人情報保護委員会「漏えい等報告・本人への通知の義務化について」、BUSINESS LAWYERS「個人情報保護委員会への漏えい等報告」

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