クラウドでは、基盤(建物・サーバー・ネットワーク)は事業者、アカウント・設定・データの扱いは利用者が責任を持つのが基本です。これを責任共有モデルと呼びます。クラウドの事故の多くは、事業者のシステムではなく利用者側の設定ミスやアカウントの乗っ取りで起きています。
サービスの種類ごとの分担
| 種類 | 事業者の責任 | 利用者の責任 |
|---|---|---|
| IaaS(仮想サーバーなど) | 物理基盤・仮想化 | OS・ミドルウェア・アプリ・設定・ID・データ |
| PaaS | OS・実行環境まで | アプリ・設定・ID・データ |
| SaaS(メール・ストレージ等) | アプリまで | 設定・ID・データ・利用者の管理 |
利用者が必ず守る部分
- ID:多要素認証、退職者の削除、管理者の限定
- 設定:公開範囲、共有リンク、外部との連携(SaaSの設定)
- データ:何を置くか、バックアップ(クラウドのバックアップ)