Q.286コラム・事例に学ぶ

【コラム】パスワードの「常識」は、どこまで本当ですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

よく聞くパスワードの常識の中には、今では推奨されなくなったものがあります。たとえば「定期的な変更」は、漏洩の疑いがない限り不要というのが現在の考え方です。大切なのは長さ・使い回さないこと・多要素認証です。

パスワードの常識のウソ・ホントよく聞く常識判定3か月ごとに変える△ 漏洩の疑いがあるときに記号を入れれば安全△ 長さのほうが効く紙に書くのは絶対ダメ△ 職場の付箋はダメ使い回しは危険○ 1か所の漏洩で他も2段階認証は面倒なだけ× 効果の大きい対策パスワードはなくなる○ パスキーが普及中
パスワードの常識のウソ・ホント

ウソ・ホント

常識判定解説
3か月ごとに変えるべき△漏洩の疑いがあるときに変えればよい。定期変更は単純化・使い回しを招く
記号を入れれば安全△短いと記号入りでも破られやすい。長さのほうが効く(作り方)
紙に書くのは絶対ダメ△職場の付箋はダメ。自宅で安全に保管する紙のメモは、使い回しより安全という考え方もある
使い回しは危険○1か所の漏洩で他も破られる(解説)
2段階認証は面倒なだけ×最も効果の大きい対策の1つ(解説)
パスワードはなくなる○(進行中)パスキーの普及が進んでいる(パスキー)

結論:覚えるのは1つ(パスワードマネージャーのマスターパスワード)だけにして、あとは自動生成・2段階認証・パスキーに任せるのが、今いちばん現実的な方法です。

出典:IPA「パスワードの管理」

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