Q.285コラム・事例に学ぶ

【コラム】「ハッカー」は悪者ですか?ホワイトハッカーとは?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

「ハッカー」は、本来コンピュータの技術に深く通じた人を指す言葉で、悪者という意味ではありません。不正に侵入する攻撃者は「クラッカー」や「攻撃者」と呼んで区別することがあります。技術を守るために使う人はホワイトハッカーと呼ばれ、企業・官公庁で必要とされています。

同じ技術、違う使い方ホワイトハッカー持ち主の許可を得て調べる弱点を報告し修正を促す被害の調査と復旧攻撃者(クラッカー)許可なく侵入する盗む・壊す・脅す不正アクセス禁止法違反
同じ技術、違う使い方

ホワイトハッカーの仕事

  • 脆弱性診断・ペネトレーションテスト:依頼を受けて、攻撃者の目線で弱点を探す(ペンテスト)
  • インシデント対応・フォレンジック:被害の調査と復旧(フォレンジック)
  • 脅威の分析:攻撃グループの手口を調べ、対策を考える
  • 脆弱性の報告:見つけた弱点を開発元に知らせ、修正を促す

「許可」が分かれ目

同じ技術でも、システムの持ち主の許可を得ているかが、正当な仕事と犯罪の分かれ目です。許可なく他人のシステムに侵入すれば、目的が「善意の確認」でも不正アクセス禁止法違反になりえます(不正アクセス禁止法)。日本では、脆弱性を見つけた人がIPAに届け出て、調整機関を通じて開発者に伝える脆弱性の届出制度があります。

出典:IPA「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」

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