Q.105個人でできる予防

パスキーとは何ですか?パスワードより安全なのですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

パスキーは、パスワードの代わりに、端末に保存された「鍵」と指紋・顔・PINの確認でログインする仕組みです。業界団体FIDOアライアンスなどが標準化を進めており、大手のサービスで対応が広がっています。覚える文字列がなく、偽サイトでは使えないため、パスワードより安全性が高いとされています。

パスキーでログインする仕組み1ログインを押す2指紋・顔・PINで確認端末の中で3端末の鍵で署名鍵は外に出ない4サイトが公開鍵で確認ログイン完了
パスキーでログインする仕組み

安全な理由

  • サーバーには「公開鍵」しかない:サービス側から漏れても、それだけではログインできない
  • 本物のサイトでしか使えない:鍵がサイトのドメインと結びついているので、偽サイトに入力させられることがない(フィッシングに強い)
  • 使い回しが起こらない:サービスごとに別の鍵が自動で作られる

パスワード・2段階認証との比較

方式漏洩への強さ偽サイトへの強さ
パスワードだけ弱い弱い
パスワード+SMS・認証アプリ強い中(コードを偽サイトに入力させる手口がある)
パスキー強い強い

使い始めるときの注意

  • パスキーは、OSのアカウント(iCloudキーチェーン、Googleパスワードマネージャーなど)やパスワードマネージャーで同期・バックアップされるものが多い。その親アカウントの守りを固める
  • 端末をなくしたときの回復手段(別の端末、回復コード)を用意する
  • パスキーを作っても、古いパスワードでのログインが残るサービスもある。そのパスワードも強いものにしておく

出典:FIDO Alliance「Passkeys」、内閣サイバーセキュリティセンター「インターネットの安全・安心ハンドブック」

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