Q.011サイバー攻撃の基本と現状

ハッカーとクラッカーは何が違うのですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

ハッカーはもともと「コンピューターやネットワークにとても詳しく、技術で問題を解く人」をほめて言う言葉でした。悪意を持って侵入・破壊する人はクラッカーと呼び分ける考え方があります。ただし報道や日常会話では、攻撃者のことも「ハッカー」と呼ぶのが一般的になっています。

技術は同じでも、使い方で呼び名が変わるホワイトハッカー持ち主の許可を得て調べる弱点を報告して直す守るための技術攻撃者(クラッカー)許可なく入り込む盗む・壊す・脅す法律で処罰される
技術は同じでも、使い方で呼び名が変わる

ホワイトハッカーとは

攻撃者と同じ知識を持ち、許可を得たうえでシステムの弱点を探し、守るために役立てる専門家です。企業の依頼で行う脆弱性診断やペネトレーションテスト(解説)、見つけた脆弱性を開発元に知らせる活動などをしています。

守る側(ホワイト)

許可を得て調べる。見つけた弱点は持ち主に報告し、直してもらう。

攻める側(ブラック)

許可なく入り込む。盗む、壊す、売る、脅す。不正アクセス禁止法などで処罰される。

「許可」が分かれ目

同じ調査でも、システムの持ち主の許可がなければ違法になりうる点が重要です。「善意で弱点を見つけてあげた」場合でも、無断で侵入すれば不正アクセスにあたるおそれがあります。脆弱性を見つけたときは、IPAの届出制度など正規の窓口を使います。

「ハッカー」のイメージと実際の攻撃者像のずれは、コラム:映画のハッカーと本物の攻撃者で紹介しています。

出典:IPA「脆弱性関連情報の届出受付」

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