Q.013サイバー攻撃の基本と現状

「脆弱性(ぜいじゃくせい)」とは何ですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

脆弱性とは、ソフトウェアや機器の設計や作りの欠陥のうち、攻撃に悪用できてしまう弱点のことで、セキュリティホールとも呼ばれます。メーカーが脆弱性を見つけると修正版(アップデート・パッチ)を出すので、更新すればふさがります。被害の多くは、修正版が出ているのに更新していない機器で起きています。

脆弱性が公表されてから攻撃が広がるまでの流れ1弱点が見つかるメーカー・研究者2修正版を公開アップデート3攻撃者が未更新を探す自動でスキャン4侵入・被害更新しない機器から
脆弱性が公表されてから攻撃が広がるまでの流れ

脆弱性が悪用される流れ

  1. メーカーや研究者が脆弱性を見つけ、修正版を公開する
  2. 修正版の内容から、攻撃者が弱点の場所を割り出す
  3. 攻撃者が、インターネット上でまだ更新していない機器を自動で探す
  4. 見つかった機器に入り込み、ランサムウェアや情報窃取につなげる

修正版が出た直後から攻撃が始まることも珍しくありません。「落ち着いたら更新しよう」では間に合わないことがあります。修正版が出る前に悪用される場合はゼロデイ攻撃と呼ばれます。

個人と会社のふさぎ方

個人

スマホ・パソコン・ルーターの自動更新をオンに。サポートが終わった古い機器は買い替える(解説)。

会社

使っている機器・ソフトの一覧を作り、脆弱性情報を毎日確認して優先順位をつけて更新する(解説)。

出典:JVN(Japan Vulnerability Notes)、IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」

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