Q.161会社のインシデント対応

会社でサイバー攻撃に気づいたら、最初の1時間で何をすればいいですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

最初の1時間でやることは、①責任者への報告、②被害が広がらないよう、該当端末をネットワークから切り離す、③何が起きたかを時刻つきで記録する、④対応チームと外部の専門家を招集するの4つです。電源を切る・初期化する・攻撃者に連絡するのは避けてください。

最初の1時間の流れ1報告自分で直さない2切り離し電源はそのまま3記録時刻・画面4招集経営・担当・ベンダー5外部連絡保険・業者・警察
最初の1時間の流れ

初動の手順

  1. 気づいた人はすぐ担当者・上司に報告(自分で直そうとしない)
  2. 該当端末のLANケーブルを抜く・Wi-Fiを切る(電源は入れたまま。切り離し方)
  3. 画面の写真、気づいた時刻、操作の記録を残す(証拠の保全)
  4. 経営者・情報システム担当・ベンダーを招集
  5. 被害の範囲(どの端末・サーバー・アカウント)を確認
  6. 必要に応じて、保険会社・専門業者・警察に連絡(相談先)

やってはいけないこと

  • 電源を切る・再起動:メモリ上の調査の手がかりが消える
  • 自分でウイルスを削除・初期化:原因が分からなくなる
  • 攻撃者に連絡・交渉:経営判断と専門家の助言の前に動かない
  • 情報を社外に出す:公表は事実を確認してから、窓口を決めて

平時に連絡網を作っておくことが、1時間を有効に使う唯一の方法です(インシデント対応計画)。

出典:警察庁「ランサムウェア被害防止対策」、IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」

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