Q.167会社のインシデント対応

サイバー攻撃からシステムを復旧するとき、何に気をつければいいですか?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

復旧で大切なのは、侵入経路をふさいでから戻すことです。原因が残ったまま元に戻すと、同じ方法で再び侵入されます。また、バックアップ自体が汚染されていないかを確認し、認証情報(パスワード)を一斉に変更したうえで、重要な業務から順に再開します。

復旧の進め方1原因と範囲の特定2侵入経路をふさぐ3全PW変更・多要素認証4再構築・安全な復元5重要業務から再開・監視
復旧の進め方

復旧の手順

  1. 侵入経路と被害範囲の特定(原因調査)
  2. 侵入経路をふさぐ(機器の更新、設定変更、不要な接続の廃止)
  3. 管理者を含む全アカウントのパスワード変更と多要素認証
  4. 端末・サーバーを初期化・再構築
  5. 感染前の時点のバックアップから戻し、不審なものがないか確認
  6. 重要な業務から段階的に再開し、監視を強める

Active Directoryなどの認証の中心が侵害されていた場合は、とくに慎重な再構築が必要です(Active Directoryの保護)。

出典:警察庁「ランサムウェア被害防止対策」、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)

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