攻撃者は、請求書・見積書・履歴書・配送の通知などを装ったメールに、マルウェアを仕込んだファイルや、ダウンロードさせるリンクを付けて送ります。開いて操作すると感染します。過去に世界的に流行したEmotet(エモテット)は、感染したパソコンから実際のメールのやり取りを盗み、その返信のふりをして取引先に送りつけたため、見分けが非常に難しいものでした。
危ない添付ファイル・リンクの特徴
- Officeファイルを開くと「コンテンツの有効化」「編集を有効にする」を押すよう求められる
- パスワード付きZIPに入っていて、本文にパスワードが書いてある
- 拡張子が .exe、.js、.lnk、.iso、.one など、文書なのに実行形式
- 過去のメールへの返信なのに、文面がそっけない・不自然に急がせる
防ぐための設定と習慣
- Officeのマクロは既定で無効のままにする(インターネット由来のファイルのマクロは既定でブロックされる設定にする)
- 心当たりのない添付ファイルは、送り主に電話など別の方法で確認してから開く
- OSとOfficeを最新にし、セキュリティソフトやEDRを入れる
開いてしまったら:そのパソコンをネットワークから切り離し(LANケーブルを抜く・Wi-Fiを切る)、会社なら担当者にすぐ連絡します。電源を切る前に担当者の指示を受けてください。手順はウイルスに感染したときの対処にあります。