バックドアは、攻撃者が一度侵入したあと、いつでも戻ってこられるように作る「裏口」です。遠隔操作ウイルス(RAT:Remote Access Trojan)が仕掛けられると、攻撃者はインターネット越しにパソコンを操作し、ファイルを盗む、画面やキー入力を記録する、他のパソコンへ広げる、といったことができます。
仕掛けられる経路
- メールの添付ファイルや偽ソフトから入ったマルウェアが設置する
- 侵入した攻撃者が、管理者アカウントを追加したり、正規のリモート操作ツールを入れたりする
- 脆弱性のあるサーバーに、外から命令を実行できるファイル(Webシェル)を置く
疑うべきサイン
- 知らない管理者アカウントや、身に覚えのないリモート操作ソフトがある
- 使っていない時間帯に、パソコンやサーバーから外部への通信が続いている
- セキュリティソフトが勝手に無効になっている
見つけたら「消して終わり」にしない:バックドアがあるということは、すでに侵入されているということです。ほかの裏口や、盗まれた情報の範囲を調べる必要があります。会社であれば専門家の調査(フォレンジック)を検討し、パスワードの全面変更や、端末の初期化・再構築を行います。