Q.202システムの技術対策

会社で多要素認証(MFA)を導入するときのポイントは?

公開日  運営:サイバー攻撃・情報漏洩の疑問100運営事務局

導入の優先順位は、①VPN・リモートデスクトップなど外部からの入口、②メール・クラウドサービス、③管理者アカウントです。方式は、可能ならフィッシングに強いもの(パスキー、セキュリティキー)を選び、例外のアカウントを残さないことが重要です。

多要素認証を導入する優先順位1外部からの入口VPN・RDP2メール・クラウド3管理者アカウント4例外をなくす共有・連携用
多要素認証を導入する優先順位

方式の選び方

方式強さ注意点
セキュリティキー・パスキーフィッシングに強い紛失時の手順、予備のキー
認証アプリ(プッシュ通知・番号入力)強い承認ボタンを連打させる攻撃に注意。番号照合を有効に
認証アプリ(6桁コード)強い偽サイトへの入力に注意
SMS中SIMの乗っ取り・偽サイト(解説)

つまずきやすい点

  • 例外アカウント:古いシステム連携用、共有アカウント、緊急用アカウントにMFAがない
  • 旧式の認証方式:MFAに対応しない古いプロトコルでのログインが残っている
  • MFA疲労攻撃:承認通知を大量に送り、うっかり承認させる。番号照合と回数制限で対策
  • 再登録の手続き:端末紛失時の本人確認が弱いと、そこを突かれる

出典:内閣サイバーセキュリティセンター、警察庁「ランサムウェア被害防止対策」

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